パソコンを選ぶ時の見なければならない5つの法則

パソコンを購入するときに(パソコン工房を含め)公式ホームページや比較サイトを見て決定することがほとんどだと思いますが、少し前に比べて、パソコンのパーツが多様化しどんどん新しいモデルができてなおかつ仕様までコロコロ変更しているのが現状です。私達は買い替え時に悩んでいますが、いまやOS(オペレーティングシステム)までもどんどんバージョンアップが短くなり、ゲーム会社やソフト制作会社も頭を悩ませるほどです。。。

有名なオンラインゲームでは、パソコンのパワーに高性能を求められますが、とはいえ、最新すぎると、オンラインゲームのシステムが最新モデルやパーツに追いついておらず、色々なサイトで批判や評判を調べて高いお金を出して購入しても実は動かなくて途方に暮れるとかも、実際ある話です。

今回はゲームパソコンではなく、それなりに長く使えるパソコンを上手に購入するために見る5箇条を書いておきます。
この記事が古くなっても変わらないと思いますので参考にしてくださいね。

  1. CPUは上から2~3番目辺り

  2. メモリは必ず倍くらい増設する

  3. ハードディスクは500GB程度でいい

  4. OSは最新を選ぶ

  5. グラフィックカードは残された予算ギリギリに合わせる

これを重点に選んでみましょう。では解説すると・・・

「1」について
CPUは、今のパソコンの低価格モデルで選択できるクラスでも、10年前の10畳くらいの場所にぎっしり詰まったでかいスーパーコンピューターで処理するくらいの性能があるほどですので、今やゲーム制作や4Kクラスの動画制作でもない限り十分なスペックを持っています。完全なオーバースペックです。なので最新の最高峰のCPUを無理して購入してもそれほど感覚値では速さを体験できにくいのが現状で最高のCPUを選択するよりその2つか3つ低いクラスを予算調整で選ぶのが賢い選択です。評判や批判サイトではより高いものを選択するように書かれていますが、実はそれほど重要性の高いものではありません。

「2」について
最近販売されているパソコンのメモリは必要最小限程度しか搭載されておらず、とはいえ、必要十分なメモリを最初から搭載されているパソコンはすべてが高性能なハイエンドモデルが多く、高額になりがちでパソコン工房をはじめとする直販メーカーのパソコンでもカスタマイズせずに良い選択がないのが現状です。ここはすごく残念なところだけど、カスタマイズして購入できるパソコン工房などのBTOメーカーでの購入は、長く使える安いパソコンを買うにはそれだけにどうしても必要ですね。さて少し脱線してしまいましたが、CPUが少しランクダウンしたモデルを選択したら、メモリは標準の倍程度(予算が辛い場合には1.5倍くらい)の容量になるように追加します。(大体8GBか12GB程度あればおk)。メモリの差は使い勝手にもろに差がでますので軽視しないほうがいいですよ。

「3」について
HDD(ハードディスク)またはSSD(ソリッドステートドライブ)が今の主流だと思いますが、購入時のパソコンの記憶容量は、大きいのを一つつけてしまうのは危険なのです。パソコンはいつまでも使えるものではなく、家電品と同じで買い替えは必ず来るからです。パソコンのシステムが入っている記憶ドライブと家族の写真や友達との写真、動画などを同じ場所に入れると買い替えの時にお引越ししなければならず、また買い替えが壊れていないうちでの買い替えであれば問題無いですが、大抵は不具合が出て起動しない状態で買い替えを検討する場合がほとんどだと思いますので、データ復旧等に余計にコストがかかる事態になることも。これは意外と高いです。。昔と違って今は、外付けのHDDやSDDもUSBで簡単につけられるので大切なプライベートデータなどは、外付けか、パソコンをいじれるのであれば、別の記憶容量を内蔵してそこにデータを置くのがBESTです。これであれば、利用しているパソコンが壊れてもデータは問題なく新調したパソコンでも使えるので買い替えの時に楽ちんにできます。

「4」について
昔はOSは慎重に選んでひとつ前のが良ければそれを選ぶというような選択が最も賢い選択でしたが、新しいOSが出るとまだ現役で使われているレベルでもサポートが打ち切られるので(パソコンがこれだけ普及する前はサポート打ち切りはかなり古くなってからだった)購入時に最新のOSを選ぶのが良いです。ただ上にも書きましたがオンラインゲームをやっている人はそれが致命的になりかねないので、そういう場合は最新OSに対応するまで批判サイトや情報サイトで情報を入手して待ちましょう、壊れてしまっての買い替えはその余裕はありませんが。。OSはゲームや利用しているソフトなどの状況に応じて選択してください。ただまぁ殆どの場合には購入時の最新OSで問題はありません。ただし・・クチコミや批判、評判が書かれているサイトで叩かれているようなら避けるべきですが。。

「5」について
上記の流れで決めていって予算に応じてグラフィックカードを購入してください。今はYou Tubeやニコ動などの動画共有サイトを見る機会が多いと思いますので意外と重要なアイテムです。ですが・・・
最も価格差が激しく、数千円から数十万まで幅広い価格帯が有り、その割によくわからないパーツ。ただ価格分だけの性能差は歴然ですので最終的には、予算に応じて購入するのが最適。
本来これマザーボードについているものですのでわざわざ買う必要のないものなんですが、動画がカクカクだとやっぱり嫌ですよね。とは言え無理して買ってもしょうがないので、予算に応じて購入しましょう。予算建て自体がわからない場合には、金額的に1万円前後の物を追加するのが妥当ですね。ただしオンラインゲームする場合には、もうちょっと出したほうがいいです。パソコン工房関連の批判や評判サイト等では、数値を出してどれがいいか書いてあるのが良く有りますが、最終的には出しても良い金額を追加するので大丈夫。

どうでしょうか、こんな感じで選んで見るのはいかがでしょうか。 参考程度にカスタマイズのベースとなるモデルをリンクしておきますね!こちら